妊娠・出産・天使ママ

奥さんが死産してしまった時、旦那さんにできること

らぺ
らぺ
こんにちは、らぺです

この記事は死産経験者の私が、
流産・死産をされて辛い思いをされている方の心が少しでも
癒されますように、という想いで書いています。

私が実体験から感じたことをお伝えしています。
辛い想いをしたママが前に進むためのきっかけになれば嬉しいです。
そして、こんな出産があることも知ってもらえたらと思います。

旦那さんの方が一足先に気持ちを昇華できる

奥さんが死産をしてしまった時、旦那さんもとても辛い思いをすると思います。

奥さんと違って、産休のない旦那さんは、休むことなく仕事を続けていく。

死産宣告の翌日も。
初めて赤ちゃんと対面した翌日も。
辛い火葬の翌日も。

気持ちをうまく昇華させなければ、こなしていけないですね。

お空に還った赤ちゃんを想うことはとても素敵なことですが、
いつまでも悲しみ続けていたらお空の赤ちゃんも喜びません。

うちの主人は、

主人
主人
仕事をすることで、その時間は死産のことを忘れられるから、
苦しくなりすぎないよ。

と言っていました。

早く回復していくのは白状なわけではなくて、
うまく気持ちを昇華できているから。

奥さんは深い悲しみの中から、なかなか抜け出せないので、
旦那さんが一足先に回復して奥さんを見守ってあげることが大切だと思います。

一緒に涙を流して、一緒に過ごすこと

死産宣告された日、私は自宅に帰って主人と大泣きしました。

3人で過ごせる最後の日だね、と一緒にお風呂に入りました。

ずっと我慢していたお寿司を買って帰って、泣きながら食べました。

そのまま入院せず、そんな風に主人と過ごせたことで、

らぺ
らぺ
よし!出産頑張ろう!

と、思うことができました。

しかし死産の後は、夜になると苦しくなって泣く。

そして、ふとした瞬間にも涙が出ます。

泣くことは、とても大切なこと。

吐き出すことは回復する為に絶対に必要なことなのです。

主人も一緒に泣いてくれたり、ただ抱きしめてくれたり。

それだけですごく、すごく心が救われました。

前に進まなくていい時もある死産の後は、心がボロボロの状態。毎日生きていれば、それだけですごいんです。だから前に進まなくても大丈夫。きっと、前に進みたいと思える日がくるから。...

無敵の味方でいること

旦那さんは、奥さんと同じ死産の当事者。
唯一奥さんと同じ立場の人です。

奥さんは、両親や兄弟の前では、心配させたくなかったり、
遠慮をして、全てを吐き出しきれないかもしれません。

奥さんは毎日、終わりの見えないネガティブな感情と戦っています。
良かれと思って友人がかけてくれた一言に傷ついたり、とても繊細な状態です。

そんな時、旦那さんが絶対の味方でいてくれたら。

ただ、そばにいて、

主人
主人
辛かったね

って、気持ちに寄り添ってくれたら。

奥さんはとても救われると思います。

そして、そんな辛い時期に優しくしてくれたことを、奥さんはきっと忘れません。

旦那さんが赤ちゃんを想う素直な気持ちに救われます

うちの主人は、火葬の前日泣きながら赤ちゃんに手紙を書きました。

苦しくて、眠れなくて、翌日見た事もないほど目が腫れていました。

そして納骨の前日は、主人の夢にお空の息子が出てきました。

幸せそうな顔をして、お空に還っていったそう。

きっとぱぱにありがとうを言いにきたのですね。

主人は涙を流して目を覚ましました。

また、死産から3ヶ月後、ディズニーランドに行った時のこと。
ミッキーのミニカーを見た主人が、

主人
主人
これ、お空の赤ちゃんに買ってあげようか!一緒に来れなかったもんね。

私はその場で涙が止まらなくなりました。

どれも主人がお空の息子のことを想ってのことです。

私はそんな気持ちでいてくれたことがとても嬉しかったです。

家族3人のことを想ったプレゼントをしよう

私が仕事復帰をした時に、主人が指輪をプレゼントしてくれました。

自分の好きなブランドで見つけた、3本セットの指輪。
握手をする手の真ん中にハートが。
家族3人を想って選んでくれたプレゼントでした。

高価なものでなくてもいいんです。
想いがこもっていれば。

そんな優しい気持ちに、奥さんはすごく救われるし、
目の前のことを頑張る原動力になります。

天使ママのちょっぴり黒い!?複雑な心流産や死産で悲しい思いをしたママ達が抱える複雑な気持ち。これは仕方ないことで、そんな風に思ってしまう自分を責めてほしくない。そんな想いで書いています。...
ABOUT ME
らぺ
33歳で結婚して、妊娠9ヶ月で息子がお空へ。現在再び妊娠中。 妊娠時のこと、天使ママの気持ち、大満足になるマイホームの探し方、家事を助ける時短家電のことなど発信しています。 第1子誕生を楽しみにしながら、日々の暮らしをキラキラさせる方法を模索中です。

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