この記事は死産経験者の私が、
流産・死産をされて辛い思いをされている方の心が少しでも
癒されますように、という想いで書いています。
私が実体験から感じたことをお伝えしています。
辛い想いをしたママが前に進むためのきっかけになれば嬉しいです。
そして、こんな出産があることも知ってもらえたらと思います。
自分の気持ちを認めてあげよう
死産してから、毎日自分の気持ちと向き合って
過ごしてきました。
プラスの考え方以外に、
心のままにネガティブなことや、褒められない感情を書いては、
気持ちを吐き出してきました。
天使ママ達はみんな頑張っています。
だから、ここまで1日1日を必死に進んできた自分を褒めてあげましょう。
自分が自分の事を1番認められる存在でありたいと思うのです。
とある方と今の心情についてメールのやりとりをしていたら、
分かりやすくてシンプルにそういう風にできるのがいいね。
と言ってもらいました。
それは、自分の気持ちを自分が理解できてるってことなのかもしれません。
そしてそれを自分が認めているから、
相手にも迷いなく伝えられるのかもしれません。
自分の心と向き合いながら、そこには嘘がないように。
一歩ずつ進んでいきたいですね。
本当の原因を見極めよう
自分が泣いている時、冷静になると、何で泣いていたのかを考えます。
そうすると、
目の前で起きた事に動揺したり、
それが悲しかったりしたせいではなく、
別の所に原因があったりします。
ある時、友達の妊娠報告を聞いて、何時間後にベッドの中で泣いたことがありました。
友達が妊娠したことが悲しかったわけではありません。
それを聞いたことがきっかけとなって、
普段我慢している感情が溢れただけでした。
でも、はたから見ればそんな心情は分かりません。
そういった相手の気持ちが分かるようになれば、喧嘩をした時、
もめた時にも根本的な解決策を見つけることができると思います。
同じ頃、仕事に納得がいかず、尊敬する上司の前で泣いた時、
上司は問題の具体的な解決策には触れず、
私の苦しい心に焦点をあてて話をしてくれました。
その時は、
と思いましたが、不思議とスッキリした気持ちになりました。
それは上司が本当の原因を見極めていたから。
私もそんな風に相手の気持ちが分かるようになりたいです。
自分の大切な経験に上書きをしない
死産をしてからずっと、とにかく早くまた妊娠したいと思っていました。
今思えば、死産の苦しみを次の妊娠で消してしまいたかったのかもしれません。
でも成長しなければ、
苦しい経験をした意味がありません。
どう捉えるかは自分次第です。
この経験を糧にどれだけ成長できるかも自分次第‥
息子が命がけでメッセージを伝えにきてくれたのだから、
私は気持ちの上書きはしません。
自分の大切な経験として、受け入れていこうと思います。
黒い部分も複雑な心も全部私
天使ママなら誰もが1度は経験する、黒い感情。
そして、そんな自分に嫌気がさして自己嫌悪になります。
でもそれは、人として当たり前の感情。
それでいいのだと思います。
黒い感情が出るのは、それだけ苦しかったから。
悔しかったから。
本当に頑張ったからだと思います。
だから、そんな自分を自分自身が1番認めてあげましょう。
それぞれの赤ちゃんからのメッセージを受け取って、色々なことに気がついて。
自分が心から「うん!」と思える考え方を探していくのです。
その考え方はみんなそれぞれ違うと思うけれど、
自分が納得できるのならばそれが正解だと思います。