この記事は死産経験者の私が、
流産・死産をされて辛い思いをされている方の心が少しでも
癒されますように、という想いで書いています。
私が実体験から感じたことをお伝えしています。
辛い想いをしたママが前に進むためのきっかけになれば嬉しいです。
そして、こんな出産があることも知ってもらえたらと思います。
失うということ
昨年は、失うことで学びを得る1年でした。
死産がなければ、今の私はいません。
そう思ったら、またお空の息子に感謝したいと思いました。
息子だけじゃなくて、仕事で失うものもたくさんありました。
でも失っていくうちに、段々苦しくなくなっていきました。
自分から離れていくものに、自分の得の為の固執はしない。
相手が幸せなら、それでいい。
そう思えるようになりました。
何かを失うって、すごく辛くて、悲しい。
でもその先には自分に絶対必要なことが待っています。
死産した時には全く想像できなかったけれど。
どんなに辛くても、時は流れていくし、気持ちも変わっていきます。
私にそれができたのは、きっと毎日主人がそばにいてくれたからです。
泣いてる日も情緒不安定な日も。
ただ毎日一緒にいてくれて、一緒に楽しみを見つけてくれた。
本当に、本当に。ありがとう。
失っても、失っても、生きていく。
あ、鬼滅の刃の炭治郎と同じですね。笑
苦しい気持ちと一緒に生きていく
人の心が優しくなっていくのは、きっと、大変な思いをした時。
苦しい経験をした時。
一生心に留まるような苦しい経験は、時間をかけて形を変えて、
ずっと一緒に生きていくことになります。
忘れることなく、私達のそばにずっとあるもの…
でもそれがあったからこそ、
私達はその経験をする前の自分よりも何倍もステキになれてるはずです。
お空の赤ちゃんにしかできないことってあると思います。
それが受け取れた私達天使ママはすごいですね。
人生は本当に大切なものを見つける旅
死産をしたばかりの時、
と言ってもらい、心が救われた反面、
と苦しかったことを覚えています。
でも今の私は、ほんの少し死産の事実を受け入れる事ができるようになったので、
心に息子がいてくれることが、幸せだと思えています。
きっと、本当に大切だと思えるものが増えていく人生は
とても幸せな人生。
その大切なものの正体は今のところ、家族や親友、、、と人以外に思いつきません。
そして、もちろん、息子もその中の1人。
こんなに私の心を動かしてくれた息子。
感謝しかありません。
きっとこの先、色々なことがあると思うけれど、
大切な人達の存在があれば、絶対に乗り越えていける。
そう信じています。
幸せとは何かに気付くこと
お空の世界を知ってから、
神様はきっと、みんなに幸せを平等に与えているのではないか、
と思うようになりました。
それにどれだけ気付けるのかは自分次第。
たくさん気付ける人ほど人生の満足度が高いのだと思います。
幸せの分量が同じなら、苦しみの分量も同じ…?
あ、でもお空で考えたシナリオによって変わるのかな。
それでも、苦しいことがない人はいないですね。
苦しみは成長のチャンス。
色々な形でやってきます。
それが私達天使ママにとっては、赤ちゃんを失うことだったのかもしれません。
自分の周りにある小さい幸せにたくさん気付いて、それに感謝していきましょう。
大切なものは生きる原動力になる
鬼滅の刃を観て、私が感じたことでした。
人生最悪の状況でも、妹を助けることが生きる希望になった。
炭次郎からは生きる勇気をもらえます。
大きな悲しみを背負いながらも、強く、明るく生きていく。
誰も成し遂げられていないことでも、希望がこんなにも力になる。
そんな所が天使ママの心と重なりました。
強い心を持つ事は何より自分を助ける術になる。
その道を選んだから、進んだから、出会える幸せがある。
出会える人がいる。
きっと今の私も修行の身なのかもしれません。
いつかお空の息子に認めてもらえたら、また一歩前に進めるのかなと思います。